SexyZoneとの邂逅

 

 

前回のブログから早くも一年ぐらい経とうとしている。長く続けていきたい、と述べて早々に途切れてしまいそうだったが、何もこの記事を途中まで書いてなかなか書き終わらなかったためでもある。なんとなく最近きっかけがあってまたポチポチ書いていこうと思って向き合ったら書き上がったのでその勢いで…という感じである。自分にしか面白くない日記になってしまったが、究極に個人的なものはまた普遍的でもあるとも思っているので、それも良しとしよう。

 

そんなこんなで私がSexyZoneを好きになったときの記憶を思い起こすとそこそこ長くなるのだが、あくまで自分のための記録なのでつらつら書いていく。

 

私がSexyZoneを好きになった、というか明確にファンになったのは2018年の2月か3月ごろだった。

 

少し遡ること2017年末に亀と山Pに出会って、歌って踊るジャニーズをTVで見るという茶の間を楽しんでいた。

 

Mステのスーパーライブで背中越しのチャンスを歌う二人の眩しさに「ジャニーズってすごい!」という感情が湧き起こり、現実にこんなキラキラした組み合わせのアイドルがいるなんて!と驚いた。そうして亀と山Pをもっと見たい!と思いのままその年のジャニーズカウントダウンを初めて、かつリアルタイムで視聴してワクワクした。

 

それまで嵐ぐらいしかまともに歌って踊るジャニーズを知らなかった。亀と山Pがジャニーズということを認知するまで、山Pが(当時)ジャニーズであったことも知らなかったぐらい、とにかく疎かったので見るパフォーマンスがどれも新鮮に見えて楽しかった。

 

そんなこんなしていたことを友人に話したところ、友人の推しグループがSexyZoneであるという話を聞かされていた。私はSexyZoneなるグループが存在することすら知らなかったので友人はすごいコアなグループを推しているのだな…などと思っていた。しかし、友人はジャニーズのジャも分かっていなかったような私がやっとジャニーズに興味を持ち始めたことに布教する上での何かしらの感触を覚えたのか、積極的にわたしにSexyZoneの話を私にするようになった。毎日そういって話を聞いているうちにテレビでSexyZoneが出たら少し意識するようにはなった。その頃Mステで(おそらく)aiboと共にぎゅっとを歌う彼らを見た記憶がある。そのときはあんまり自分には刺さらないかな…とかなんとか思ってたが。(特に当時のケンティーの髪型が私的には全く刺さらなかったというのもある)

 

当時見ていたドラマに松本潤くん主演の99.9の第二期が放映されていて、そのゲスト役としてSexyZoneの永遠の0番こと、佐藤勝利くんが出演していた。当時はちゃんと名前と顔が一致していなかったのでエンドロール的なものを見て、えー!この美少年がSexyZoneのメンバーなのか!とびっくりした覚えがある。そこから私の興味が一気に引っ張られていったような…

 

 

そうしてSexyZoneを認識し始めたある日、某HMV店舗に訪れた際にSexyZoneの当時のリリースされたばかりのアルバム(XYZ=repainting)が店頭に並べてあった。なんとなくSexyZoneに興味を湧き始めていた私は、ものは試しと言ったようなテンションで初回盤Bを購入して帰るという謎の行動力を発揮した。

 

これが1番大きなキッカケだったと思う。

 

SexyZoneの知識何もなしに葉山鎌倉5人旅と称されたその特典映像が収録された初回盤Bを選んで帰ってきた自分、センスある!と今でも自画自賛できる。

 

この特典映像は数ある初回盤収録のバラエティの中でもSexyZoneらしさとバラエティとしての面白さが共存していて、セクシー初心者でも自信を持ってオススメできるので良かったら見てほしい。(現在はおそらく新品は購入できないみたいなのでメルカリやAmazon等で中古を探してでも見てほしい。)

 

 

私はジャニオタ偏差値が当時低かったので、他のグループのバラエティへの知識もなくこの映像を見た際は何も疑問を抱かずに見たが、今見るとめちゃくちゃSexyZoneって甘々なルールでバラエティしてるんですよね。笑。そこも含めてSexyZoneってイイ。

 

私は風磨くんのワードセンスがなんか好きだな〜とこの映像を見て印象に残った。最後にロケの感想とか5周年イヤーを駆け抜けてのコメントを一人ずつ言うんですが、風磨くんの言葉選びに特に知識のない初見の人間もなんかうるっとさせられたんですよね。あんまり風磨くんのことそれまでよく知らなかったけど、この人いいなぁとすごく思った。

 

あとはふまけんが「散切り頭を叩いてみれば 文明開化の音がする!」のギャグで二人で盛り上がっているのを見てなんとなくインテリな空気を感じて当時なんか好き!と思った。

ふまけんは時折こういうタイプのギャグ(「ありをりはべりいまそがり!」「ヤバ倉具視」とか)で盛り上がるんですけど、そういう知的なギャグで二人でゲラゲラ笑ってるところが個人的に今でも好きですね。

 

そしてその特典を見た後に、CDを再生して聞いてみたところ、結構私のタイプだったんですね、コレが。リペのクレジット見て水野良樹さん提供のラブマジをまず初めに聴いて、めちゃくちゃJPOPのアイドルソングだ!とテンション上がったことを未だに覚えている。他にもバラエティ豊かでスタイリッシュな楽曲が収録されていて、子供から大人へと成長していったSexyZoneの中で大きく転機となるアルバムでもある。特典映像の中で本人たちの言う通りXYZ=repaintingはスタイリッシュな楽曲が多いな〜と感銘を受けた。

 

この初回盤B全編味わい尽くして、SexyZoneってなんか良くない!?

となったワケで…

 

友人にこの話をしたら、まずその謎の行動力に驚かれると共に、ならSTAGEの円盤見せてあげる!!と導かれるまま鑑賞会をした。

 

Sexy Zone Presents Sexy Tour 2017〜STAGE

 

STAGEはSexyZoneのデビュー5周年のツアーということもあり、ハマりたてでまだシングル曲ぐらいしか押さえてない人間も知ってる曲が沢山!と見やすいので初めて見るのにオススメである。

 

これがまたとんでもない円盤だった。

私はそれまでジャニーズのコンサートの円盤を見たことがなかった免疫ゼロの状態で鑑賞したのも多分影響していると思うが、とんでもなく良かった。

 

まずOPがカッコいいし、登場時の衣装がなんとも言えないぐらいカッコいいのだ。五者五様と言った感じで各々に似合うデザインの衣装が本当にカッコよく、一曲目のROCK THA TOWNで開幕し、会場のボルテージを最高潮に引き上げる…という万全のスタートを切る。

 

個人的にとんでもないのは5曲目の Miss Mysterious である。私はこの映像を見るまでSexyZoneの中で誰が担当というのが定まっていなかったのだが、このミスミスのケンティーを見て、まるで隕石が落ちたかのような衝撃を受けたのだ。

 

星屑になろうよ…の指の動きとか、ラスサビ前のミステリアスのところの振り返ってたあとの表情といい、完全にアイドル・中島健人に魅了されてしまった。

 

あと、もうすでに各所で言われていることなんですけど、STAGE魂はストーリー性がすごいんですよね。

初めて見た人でもSexyZoneの歩んできた5年間の物語を理解しやすいような構成になっていて、楽曲と何も知らない人でもまずストーリーとしてコンサートを楽しめる仕様になっている。デビュー当時のあどけない姿で歌っていた楽曲も、5周年を迎えて成長し、さらにカッコよく披露する。個人的には名前を言って当時の映像と対比させながら登場して、当時の衣装で歌うデビュー曲、SexyZoneにはグッときました。(マリウスくんがサイズが合わなくて仕立て直したが、ふまけんはギリイケたのが悔しかった的な話もどこかで見たがカワイイ)

 

それでいてシンプルに楽しい演目も沢山あるコンサートなんですよ。たとえば

メンバーのソロ曲(TeleportationやIt's going down)を5人で披露したり。SexyZoneがセクシーガールズに扮してチキンバスケッツの私のオキテを披露したり。

 

このコンサートから初めてメンバー、菊池風磨くんがライブ構成を担当する様になったんですけど、コレが初めて構成を担当したって正気!?と思った。いくらソロコンの構成をやってきたからといって、グループのコンサートの構成はまた違うワケで……

こんなにもSexyZoneの5周年としてふさわしい、素敵なものを考えたな…と。当時は何にも知らずただ楽しんで見たが、改めて今思うとすごすぎる。

 

こうして本編を見終わったときには、わたしはSexyZone大好き…と呟く妖怪となっており鑑賞会が終わってすぐ自分の手元に欲しい…とStageの円盤を購入した。

 

 

 

というなんとも王道な流れでSexyZoneのオタクとなったワケである。やはりリペ初回盤BとSTAGE魂円盤に間違いはない。

 

色々もっと各メンバーとか好きなところを書き連ねようにも既に長くなってしまったのでまた別記事で記録しようと思う。

 

ジャニオタになってから知った文化としてはてなブログで先達がハマった経緯などを読むのが大好きだったので、自分も書きたいと思ってペンを握ってから早4年ほど経ってしまったが、未だに当時の熱量は冷めていない。

 

SexyZoneと醒めない夢をずっと見ていたいし、見せてくれると信じている。

 

 

 

 

 

 

記事内で紹介したSexy Zone Presents Sexy Tour 2017〜STAGE はこちらから

(個人的おすすめは通常盤なので、通常盤のリンクを掲載しています)

 

タワレコ https://tower.jp/item/4569955/Sexy-Zone-presents-Sexy-Tour-2017%EF%BD%9ESTAGE%EF%BC%9C%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%9B%A4%EF%BC%9E

 

 

 

★SexyZone 2022年9月7日発売の新曲「Trust Me, Trust You.」はこちらから

https://youtu.be/gJ86l4Zw21Y

 

★予約はこちらから

https://lnk.to/0907TrustMeTrustYou

 

 

 

 

好きの言語化

私にとって、自分の好きなものについて、「なぜ好きなのか」「どこが好きなのか」を説明するというのは難しいことの方が多い。

 

どうしてもそれを言葉にした時の自分の文章の理屈っぽさを私は好きになれなくて、好きだから好き!で済ませる。でも時折、作家のエッセイや誰かのインタビューで自分の好きなものを適切に言語化しているのを見ると、好きなものを好きだから好き以外の言葉で表したいという願望に駆られる。その衝動のまま、ブログを開設に至ってしまったとも言える。

 

 

でも「私が好きだと思ったから好き」には、自分にしかわからないという唯一性を孕んでいて、そこに特別感を感じてしまうのかもしれない。

 

誰かにわかってほしい「好き」もあるけれど、自分だけがわかっていたいという気持ちも私の中にはどこかある。

 

時が経ってから、「これ好きだったな〜今も好きだな」と思えるものは理由など分からなくていいのだけれど、「なんでこれ好きだったんだろう」と刺さらなくなってしまったものに関しては言葉にしておけばよかったと後悔する。

 

あと好きの言語化問題で私が一番辛いことは思った通りに言葉に出来なかったな…と思っていた事柄を他の人が上手く言語化しているのを目の当たりにしたとき、いらないこと言わなければ良かった…!となること。

自分で自分の解釈に恥ずかしくなるのが一番辛いと思っているので、耐えられない。

 

そういうジレンマを抱えながらこれからもずっと好きなものと向き合っていくんだろう。記録に残すことが続いた試しがないので、ここもいつまでもつかわからない。できることなら長く続けていきたいが…

 

 

 

 

 

はじめに

アイドルのファンになって数年、沢山のブログを読んできました。わたしも自分なりのアイドルへの想いを書き綴る記録を残しておこうとブログを開設します。

 

好きなアイドルのことを好きなタイミングで、自分の言葉で綴れたらいいなと思っています。

 

徒然なるままにSexyZoneのこと、書き綴るぞー!という意思を込めてはてなID決めてしまったので、そんな名前に相応しいブログであれたらと思います。